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大阪支店

2017年6月号 ~祝日のない6月~
2017-06-01

6月のカレンダーを眺めていると、あることにお気付きでしょうか?

それは、6月には祝日が1日もないという事です。6月といえばジメジメした梅雨の季節。雨の中、仕事や学校に行くのは憂鬱ですよね。今までは6月と8月に祝日がなかったのですが、2016年から新しく8月に「山の日」と言う祝日が出来、ついに祝日がない月は6月だけになってしまいました。

今回はなぜ6月に祝日がないのかその理由を調べてみました。

 

そもそも、祝日とは「自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。」となっています。難しく書いてありますが、噛み砕くと…美しい風習を育てる日だったり、感謝する日だったり、何かの記念日を祝日としています。例えば天皇誕生日(平成元年より1223日)の場合、「天皇の誕生を記念してこの日を祝日にしよう!」と決まった訳ですが、6月には特段こういった歴史的な記念になる日がないため、現在6月に祝日ありません。

そしてもう一つ、2002年度から施行された、ゆとり教育(算数等の授業時間削減・完全週5日制)によって日本の学力低下が問題視されました。そして今では「脱ゆとり教育」が叫ばれるようになり、授業時間を確保する為にもこれ以上休日を増やせない!という意見が出たようです。

 

上記の2つの理由(特段記念になる日がない授業時間を減らせない)から今後、6月に新しく祝日が出来る可能性はとても低いようです。

唯一祝日がない6月。他の祝日を楽しく充実したものにするために、仕事も精一杯頑張りたいものです。

 
 

 
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