2018年2月号 ~初午(はつうま)~
2018-02-01
初午(はつうま)
=「中国から伝わった日の数え方で、現在のカレンダーにも使用されている干支の2月で最初に来る「午」の日」
初午は、711年に京都の伏見稲荷大社に祀られている、五穀をつかさどる農業神の宇迦之御霊(うかのみたま)が、初午の日に伊奈利山(いなりやま・京都市東山連峰)へ降臨された日といわれています。
稲荷神は、日本における神のひとつで、農業や商業の神様として崇敬されてきました。稲荷大明神、お稲荷様、お稲荷さんとも呼ばれます。
古来より日本人は狐を神聖なものとして見ており、稲荷神社では狐が神の使いとして祀られています。
この、神の使いである狐の好物が油揚げと考えられており、油揚げをお供えします。そこから、油揚げを使った料理を「稲荷」と呼ぶようになり、油揚げの中に酢飯を入れたものを「いなり寿司」といい、初午の日には人々もいなり寿司をいただくようになったそうです。
また、「初午が早く来る年は火事が多い」、「2月に3回、午の日がある年は火事が多い」、「初午にお茶をいれると火のまわりが早い」などといった火事にまつわる言い伝えもあります。
今年の初午は2月7日なので「初午が早く来る年」に当てはまります。
2月は空気が乾燥し、火災が多い時季なので、火の取り扱いにご注意ください。
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