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大阪支店

2018年4月号 ~労働安全衛生世界デー~
2018-04-01

労働安全衛生世界デーとは、世界労働組合運動において、事故・疾病等で亡くなった労働者を弔う日が4月28日であったことから、ILO(国際労働機関)が2003年に制定した国際デーのひとつです。

職業病や労働災害の予防の大切さに注意を喚起しています。

 

現在、世界では毎年220万人を超える労働者が業務上の災害や疾病によって亡くなっているそうです。これは一日約6000名にもなる計算になり、ILOでは記念日を通じてこうした状況の改善を啓発しています。

また、2億7千万人余りが負傷し、1億6千万人余りが長期・短期の疾病療養を余儀なくされているようです。

 

●労災の原因、4M! 労働災害が起こりやすくなる原因は、主に4つあると言われています。
 

 Man(人)… 考え事・疲労や睡眠不足・人間関係 などspan>

 Machine(機械)… 設計の問題・危険防止不足・点検不足 などspan>

 Medea(環境)… 作業方法の誤り・作業環境が悪い など

 Management(管理)… 健康管理不足・訓練不足 など

 

●労働災害を予防する簡単にできる5つの方法をご紹介します。

 

 1.何か誤りに気づいたら情報共有し、定期的な点検スケジュールを決めましょう。
 2.危険な可動部のある機械には防護装置が備えられているので、電気の接続や配線の
   安全を確認しましょう。少なくとも1ヵ月に1回は点検しましょう。
 3.保護眼鏡、保護靴、手袋、ヘルメットなど適切な衣服と保護装置を確保しましょう。
 4.従業員の仕事に多様性を持たせましょう。
   単調と飽きは品質と生産性のみならず安全性の敵でもあります。
 5.休憩を取ることを忘れないようにしましょう。
   短い休憩を定期的に取ることで生産性と仕事の質を高く保ち、
   事故の発生を減らす助けになります。

 


 
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