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大阪支店

2018年6月号 ~カビの活躍する季節~
2018-06-01

カビは「じめじめとした湿気(湿度70%以上)」と、ホコリ・人のアカなどの「汚れ」、「気温が25~30度」の条件が整うと、どんどん増殖します。最近は「加湿器」の使いすぎによる「半ば人工的な発生」にも注意ですね。特に梅雨前後はエアコン(クーラー)を稼動しはじめる時期なので、吹き出す風がカビ臭く匂う場合は、要注意・要洗浄です。ご相談は弊社まで(笑)


 私たちの身近にある代表的なカビ菌をご紹介します。

 

【黒カビ】
 もっとも有名で、湿気が多い場所に生えるカビとしては代表的存在です。名前の通り、見た目は黒く、繁殖力も強いカビとなります。乾燥等にも強く、喘息や過敏性肺炎などの原因にもなるやっかいなカビ菌です。浴室や壁、野菜や衣類などに多く発生します。
 
【ススカビ】

果物やうどんなどによく見られる、灰黒色、綿毛状のカビ菌です。プラスチックを腐らせるほど、強い力を持っています。気管支喘息やアレルギー性鼻炎を引き起こすこともあるので、注意が特に必要な種類になります。主な発生場所は、ビニールクロス、シャワーカーテン、クーラー内部、椅子やタンスの裏側、衣類などに発生します。

 

●カビの除去・予防法

まず、汚れを落とす方法としては、中性洗剤を吹き付け、しばらく置いてから水で濡らした雑巾で拭き取ります。汚れがひどい場合は、カビ取り剤を使用すると効果的です。汚れを落としたら、しっかり乾燥させ、エタノールで殺菌することにより、カビの発生を抑えることができます。

また、カビの栄養となる汚れやホコリを除去し、湿度を高くしすぎないようすることにより、カビ発生の予防になります。

 

当社では、湿度の測定などを行う、「空気環境測定」を推進しております。室内の湿度を適正に保ち、カビの発生を予防しましょう。

 

 


 
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